三上 桜(みかみさくら)

「なにかを失っても、いつかはきっと笑えるように」

桜木が丘で出会った女生徒。
桜木のクラスメイトであるが、どこか浮世離れした雰囲気を持っている。 基本的には、必要がなければ極力人との接触を避けている。ただし、人間嫌いというわけではない。桜木、深雪、秋五と接しているときは、子供っぽい一面を覗かせる。また、おっとりとした感じに見えて、深雪に正面から反論するなど、意思の強い部分もある。 桜木と同様に無類の読書好きであり、とくに宮沢賢治の書いた作品を好んで読む。桜木に想いを伝える際には、自らの感情を言葉にせず、賢治の詩や小説の一部を口にすることが多い。 なぜか、機械や見るからに怪しいものに出会うとキラキラモードになる。